第253号 発表します!!福島の法則!?

 「SNSは、貧乏で不幸な人たちが長時間見ているメディアである。だから幸せを語ると嫌われ、不幸を語ると共感される」
2ちゃんねる創始者・ひろゆき氏のこの言葉は、挑発的でありながら、驚くほど現実を言い当てている。
私自身、SNSを観察すればするほど、ある違和感を覚えるようになった。
なぜ、時間に余裕があり、経済的にも精神的にも満たされていそうな人ほど、SNSにいないのか。
なぜ、不満・怒り・被害意識・不幸自慢ほど拡散され、称賛されるのか。
この違和感は、単なる感覚論ではない。
すでに世界中で、SNSの利用時間と「貧困」「不健康」「不幸」の相関関係を示す研究が蓄積されつつある。
たとえば、米ペンシルベニア大学の研究(2018年)では、SNS利用時間を意図的に減らした被験者グループは、抑うつ、不安、孤独感が有意に低下したことが報告されている。
また、英国王立公衆衛生協会は、InstagramやXなどが若年層のメンタルヘルスを悪化させると警告している。

経済面でも興味深いデータがある。
米国の複数の社会学研究では、「低所得層ほどSNS利用時間が長く、SNS依存度が高い人ほど、学習時間・労働生産性が低い」という傾向が一貫して確認されている。
このように、世界の研究は一貫していて、「SNS利用時間が長い人ほど、抑うつ、不安、睡眠障害、肥満リスクが高く、低所得層ほどSNS滞在時間が長い」と・・・。
理由は単純だ!!
SNSは「時間を消費させる」ことに最適化された仕組みだからだ。
無料で、努力不要で、即時に感情を刺激し、比較と嫉妬と怒りを量産する・・・
この構造は、時間資本・人的資本・社会資本を静かに奪っていくということを利用者は全く気が付いていないのだ。
本来、収入を上げ、健康を保ち、人間関係を育てるために使われるべき時間が、延々とタイムラインに溶けていく・・・
そういう人たちは、永久に幸せになれないのだ!!
なぜそうなるのか??
幸せな人は、そもそもSNSに依存しないからだ!!

さらにSNSは、心理的にも危険だ。
他人の「成功の切り抜き」を見て自己肯定感を下げ、過激な意見に触れて世界を敵だらけに見せ、被害者意識を強化する。
結果として、人は挑戦しなくなり、学ばなくなり、行動しなくなる。
行動しない人は、当然ながら経済的にも社会的にも停滞する!

ここで私は、一つの仮説を提示し、この関係性を、私はあえて「法則」と呼びたい。
――福島の法則である(笑)
福島の法則とは、『SNSの閲覧時間が長くなればなるほど、その人の貧困度・不健康度・不幸福度は高まる』さらに、『SNSは不幸な人を作るのではない。不幸な状態に人を固定する』という法則だ。
SNSは麻薬のように痛みを一時的に和らげるが、現実を良くはしない。
むしろ、現実から逃げる理由を無限に与えるという、極めて危険な麻薬なのだ!
もちろん、当たり前だが、SNSそのものが悪だと言いたいわけではない。問題なのは「長時間、受動的に消費する」ことだ!
つまり、SNSは人を不幸に"する"のではなく、不幸な状態から抜け出せなくする装置なのだ。
もしあなたが幸福になりたいなら、最初の一歩は、自己啓発書を読むことでも、転職することでもない。
スマホを置くことだ!!
実は、それに気が付いていないのは日本だけと言っても過言ではない。
たとえばフランス。
未成年のSNS利用に年齢制限を設け、保護者の同意を義務化する法整備を進めている。
理由は明確だ。若者の精神疾患、自殺、学力低下との関連が無視できなくなったからである。
オーストラリアでは、SNS企業に対し、有害コンテンツ対策を怠れば巨額の罰金を科す制度が導入された。
イギリスでは「オンライン安全法」により、アルゴリズムの透明性と依存性対策が企業責任として問われている。
中国はさらに踏み込んでいる。未成年の利用時間を厳格に制限し、「中毒性アルゴリズム」を国家レベルで抑制している。
表現の自由の問題はあるが、国家がSNSを放置すれば社会が壊れるという認識は明確だ。
では日本はどうか? 
驚くほど、何もしていない・・・。
「自己責任」「リテラシー教育」という便利な言葉で、実質的にプラットフォームを野放しにしている。
その結果どうなったか??
長時間SNSに浸かり、怒りを燃料にし、行動せず、貧困と孤独を深める人が量産されている・・・。
これは個人の失敗ではない。
日本政府による社会設計の失敗だ!!
アルコールやギャンブルには規制がある。
なぜなら、依存が個人と社会を壊すからだ。
SNSも同じ構造を持っているにもかかわらず、日本だけが「無害な娯楽」のふりをしている。
そろそろ認めるべきだ。
SNSは放置すれば、生産性を下げ、精神を病ませ、国を静かに貧しくするということを!
高市さんも衆議院解散なんてしてる場合か?
急がないと、日本人がみんなバカで貧乏になってしまう!!

福島の法則は、単なる挑発ではない。警告である!!
SNSを規制するとは、言論を封じることではなく、人間の時間と尊厳を守ることだ。
最後に、もう一度だけ言おう。
本当に幸せな人は、あなたのタイムラインにはいない。
彼らは今も、画面の外で、人生を前に進めている・・・。

特定非営利活動法人国際ボランティア事業団 理事長
田園調布学園大学 講師 福島 達也
(2026年1月)
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