◆入居制限やめて◆

 愛知県豊田市の県営保見住宅に空き室があるにもかかわらず、入居の募集が限られている問題で、入居を求める日系ブラジル人の声を聞く集会が2月14日、県営住宅がある同市の保見団地で開かれた。主催したNPO法人「保見ケ丘ラテンアメリカセンター」は16日に、愛知県弁護士会に人権救済を申し立てることも確認した。愛知県は「派遣切り」などで職や住まいを失った人に県営住宅、県公社住宅の入居者募集を昨年12月から3回行っている。県営保見住宅は350戸以上の空き室があるが、1月に約20戸を募集したにとどまる。

中日新聞 2月14日
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