◆広がる神秘、安家洞◆

 岩泉町の鍾乳洞で調査、測量を続けているNPO法人「日本洞穴探検協会」(千葉市)は2月17日、国内最長の鍾乳洞で国の天然記念物に指定されている安家洞を探検した。同協会は92年から安家洞の探検を実施。洞内は10度前後。ヘッドライトの明かりを頼りに1キロほど進むと、つらら石や石筍、石柱などの神秘的な光景が広がった。安家洞の総延長は同協会などの06年までの調査で、従来の約2倍となる23・7キロに上ることが判明。その後、今回まで2回の調査でさらに支洞が見つかり、総延長は24・6キロに更新しそうだという。

岩手日報 2月17日
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