◆脳トレ、世界へ“輸出”◆

 東北大加齢医学研究所は5月7日、米国の定年退職者ら4000万人が加入する世界最大の高齢者NPO「AARP」(旧・全米退職者協会)と学術協定を締結したと発表した。加齢研の教授が開発した認知症予防の「学習療法」をNPO会員らに実践し、療法の国際的な普及を図る。加齢研は療法の教材を英語圏の人が活用できるよう編集し直す。今年秋から約半年間、米国の高齢者100人に試験的に取り組んでもらう。成果の検証とともに教材の改良を進め、10年以降、米国内での商品化を目指す。

河北新報 5月7日
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