◆和太鼓演奏◆

 高次脳機能障害者を支援する豊橋市のNPO法人「笑い太鼓」の利用者ら23人による和太鼓演奏が6月21日、同市東小池町の第二成田記念病院であった。高次脳機能障害は交通事故や脳こうそくで大脳新皮質が損傷し、記憶力や注意力が低下する障害。演奏する曲を覚えるのに数年かかるメンバーもいる。法被にねじり鉢巻き姿で登場したメンバーは、力強いバチさばきで「太鼓ばやし」と「能登豊年」の2曲を堂々と披露。途中、聴いていた患者も太鼓をたたいたり、「ヨイサ」と掛け声を入れたりして笑顔を見せた。

中日新聞 6月22日
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