◆クロウミガメ見に来て◆

 美波町日和佐浦の町日和佐うみがめ博物館「カレッタ」で日本近海ではほとんど見られないクロウミガメが展示され、来場者の注目を集めている。クロウミガメは、アオウミガメの亜種で、ガラパゴス諸島など太平洋東部の熱帯域に生息。体全体が黒色がかり、甲羅の後部がえぐれるように細くとがっているのが特徴。大きなものでは甲長が90~100センチになる。6月中旬、紀伊水道で漁網に掛かり、NPO法人・日本ウミガメ協議会(大阪)に保護された。飼育依頼を受けたカレッタが7月11日から館内水槽で展示している。

徳島新聞 7月27日
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