◆ブドウ棚からカボチャ?◆

 甲州市勝沼町で、ブドウ棚を使って“空中栽培”されたカボチャの収穫が始まった。耕作放棄地の有効活用を目指すNPO法人「甲州元気村」(山梨)が今年から取り組んでいる栽培方法で、2日には東京都の市場へ約300キロ分が初出荷された。カボチャの空中栽培は、使われなくなったブドウ栽培用の棚にカボチャのつるをはわせ、地面に接触させずに栽培する方法。急速に進む遊休農地化を防ごうと、同NPOのメンバー5人が、計約10アールの畑で試験的に栽培している。

毎日新聞 8月5日
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