◆環境保全米でCO2削減◆

 環境保全米の栽培と地球温暖化防止の関係を探る公開研究セミナーが8月21日、仙台市で開かれた。仙台市のNPO法人「環境保全米ネットワーク」が主催し、生産者や消費者ら約90人が参加した。環境保全米の農薬使用減に伴う温暖化ガス削減効果について、農薬の費用から製造時のCO2排出量を算出する手法を用いて報告。従来型農法の排出量を100%とした場合の試算値を示し、「環境保全米の作付けが増えた当管内の2008年産米の排出量は62.6%。約4割のCO2削減だ」と説明した。

河北新報  8月22日
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