◆「まいど1号」運用終了◆

 東大阪宇宙開発協同組合(大阪府)の雷観測衛星「まいど1号」が宇宙航空研究開発機構(JAXA)との管制委託の期限切れを迎えた。すでに電源は落ちている。開発された衛星は、町の気分をもり立て、若い研究者の夢を育てて9か月間の運用を終えた。数十年後には大気圏に突入して燃え尽きる設計段階から参加した教授は「学生でも小型衛星を製作できることを証明した」と話す。NPO法人「関西宇宙イニシアティブ」の新たな人工衛星「KaSp(カスピ)Ⅰ-1」 の開発にかかわり、より小さい地球観測衛星の設計にも取り組んでいる。

読売新聞 10月15日
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