◆竹炭パワーで池や水路浄化◆

 放置竹林対策を進めようと今春発足した京都市のNPO法人が、大覚寺(同市右京区)とタイアップし、竹炭を使った池や水路の浄化実験を始めた。大沢池のまわりの水路や小池など3カ所に、竹炭と鉄を混ぜた固形物を計約30キロ沈めた。広島大の研究者の協力で、汚泥の変化を2年間ほど見守る。11月には大沢池にも沈める。固形物は、「鉄イオンが植物プランクトンを活性化させ、池底の浄化につながる。炭素は鉄イオンの出を促進させる」という。泥は、同ネットの会員が2カ月ごとに採取して長沼准教授に送り、有機物の量や臭いを測定する。

京都新聞 10月16日
戻る

NPO法人設立運営センター