◆給食もったいない…◆

 新型インフルエンザの流行で、学級閉鎖などの措置が増え、急きょ給食を取りやめる事態が続出。仙台市内などでは大量の余剰が発生し、廃棄される食材も少なくない。パンは最も無駄になりやすい。関税免除の輸入脱脂粉乳を優先的に使う給食用のパンは給食以外の販売が禁じられ、焼却処分に回るという。余剰食品の有効活用に取り組むNPO法人「ふうどばんく東北AGAIN」(仙台市)の代表は「廃棄前に児童へ配るなど、少しでも無駄にしない方策を探るべきだ。余った給食を生活困窮者に配給するような仕組みも必要ではないか」と話している。

河北新報 11月15日
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