◆100年かけて丹沢再生◆
 飲料メーカーのサントリーホールディングスが、丹沢山地で自然再生プロジェクトに取り組むことになった。県は2006年に企業や大学、NPOなどと「丹沢大山自然再生委員会」を作り、自然再生活動に取り組んできた。同社は03年から阿蘇を皮切りに水源となる森林の整備・保全活動を進めており、これが10カ所目となる。丹沢山地東側の県有林約577ヘクタールが対象となる。県などと協力し、間伐のほか、土壌が地下水に与える影響や植生保護柵が昆虫や鳥類に及ぼす影響に関して研究を進める。活動は100年計画で、事業費は年間約1千万円。

朝日新聞 12月25日
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