◆高齢者、支え合い広がる◆
 商店街やNPO法人などが仲介役となり、高齢者同士で買い物の付き添いや家事を手助けする事業が埼玉県内で広がっている。商店街で利用できる地域通貨や商品券で報酬を受け取る、地域経済の活性化にも。行田市はNPO法人さくらメイト(同市)、行田市社会福祉協議会と共同で始めた。高齢者は登録した有償ボランティアの派遣が受けられる。費用は30分で350円。生活支援に行ったサポーターは1時間500円の共通商品券を受け取る。差額は事務局経費にあてる。サポーターは現在74人。60代が中心だが、80歳以上の高齢者も3人登録している。

日本経済新聞 1月18日
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