◆災害救助ロボの実用化目指す◆
 千葉工業大学と東北大学、NPO法人の国際レスキューシステム研究機構(川崎市)は地震などの災害時に使うレスキューロボットの実用化にめどを付けたと発表した。試作段階だったロボットを改良し、倒壊したビルの内部などに入り付属のカメラで現場の様子を送信できるようにした。今年度末の実用化に向け全国の消防署などと協力して仕様の細部を詰める。レスキューロボットはパソコン画面を見ながらコントローラーで無線操縦する。階段やがれきなどを走れるほか、防じん・防水機能も付けた。実用化では企業との連携も検討する。
日本経済新聞 4月28日
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