◆京都の町家保全に25万ドル◆
 世界の文化遺産の保全に取り組む「ワールド・モニュメント財団」(ニューヨーク)は京都の町家保存に役立ててもらうため、25万ドル(約2300万円)を拠出すると発表した。NPO法人「京町家再生研究会」などが、建物の改修や、生活様式を伝える活動に活用。同財団の副理事長は「町家は歴史的建物であり、地域社会との調和が感じられる」と評価。同研究会の事務局長は「一軒の町家の修繕から次の活動につなげたい」と話した。同財団は昨年、広島県福山市の鞆の浦に続き、存続が危ぶまれる危機遺産として、京都の町家をリストに掲載した。
47NEWS 5月10日
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