◆美郷町の地域協力隊◆
 都会の若者が移り住み、農作業や通院を手助けしたり、ムラの振興に知恵を絞る。老いを深める中国山地の集落にとって朗報。総務省が昨年から始めた「地域おこし協力隊」である。公共事業で雇用をつくり出すやり方から、人による支援へ。移住先の自治体に1人当たり年間350万円を最長3年間交付する。このうち本人に200万円を支給し、残りを家賃や研修費に充てる。問題は、国の支援が切れた後も定住を望む隊員の収入をどう確保していくか。町は、住民の暮らしや農作業などを支援するNPO法人をつくり、そこで雇用する案を検討している。
中国新聞 7月18日
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