◆伊に流出の近世美術修復に◆
 イタリアの国立ベネチア東洋美術館に収蔵されている明治中期に流出した日本の美術品約2万点の修復資金を集めようと、京都市のフランス語教室経営、夏目さんらが、NPO法人「未来のヴェネツィア」を設立。今後、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)公認の国際民間委員会連盟に加盟し、損傷が目立つ作品の修復、「ベネチアに集まる欧米の観光客が日本美術を知るきっかけとなるコレクション。本来の姿のままで後世に残したい」と話している。将来は、現地の人材を日本に招いて研修を受けてもらい、専門的に修復する技術者を養成する計画。
陸奥新報 7月19日
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NPO法人設立運営センター