◆海岸漂着ごみを燃料に◆
 海岸に流れ着いた発泡スチロールやペットボトルなどを加工して燃料に変えるプロジェクトに、神戸大名誉教授らの研究グループが取り組んでいる。燃料はボイラーや温室などに活用予定で、来春からの実用化を目指す。日本列島の海岸沿いや離島に打ち寄せられるごみは年間約19万トンに上るといい、処理に当たる自治体の負担軽減策などとして注目を集めそうだ。長崎県対馬市で、現地のNPO法人の協力を得て漂着ごみを回収。赤穂市内に設置している専用炉で燃料へリサイクルを試験実施。将来的には炉を要請のあった地域に運び、現地での燃料化を実現したい考え。
神戸新聞 9月3日
戻る

NPO法人設立運営センター