◆NPOタクシー正念場◆
 浜松市で過疎地有償運送“NPOタクシー”が、2007年の運行開始以降、3年連続で赤字、採算面や運転手不足などの課題に直面している。運行を行うNPO法人「がんばらまいか佐久間」(静岡) は、運賃などの料金改定を行って新料金制度を開始。運行4年目にし、毎年順調に利用者を伸ばしている一方、赤字体質から抜け出せない。毎年百数十万円の赤字は法人の基金のほか、浜松市から補助金で賄い、補助金は残り2回の支給で打ち止めとなる。佐久間地域には民間のタクシー会社はなく、住民の悲願であった事業を多くの苦労の末に立ち上げた。
静岡新聞 9月14日
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