◆税関で生きた動植物9520点◆
 希少な野生生物の輸出入を制限するワシントン条約に違反するとして、税関で差止められた生きた動植物の個体数が2008年までの6年間で9520点にのぼることが、NPO法人「トラ・ゾウ保護基金」(東京)の調査で分かった。同基金は、輸入を差止められた動植物の個体数や生物種などの未公表データを財務省関税局への情報公開請求で入手。6年間に差止めを受けた事例は656件。このうち関税法に基づく処分を受けたのは4分の1足らず。各事例で差止められた9520点の大半は植物で、脊椎(せきつい)動物が約15%。
読売新聞 9月25日
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