◆伝統漁法をスリランカに◆
 富山県の漁師でつくるNPO法人「地球の夢」(富山)が、スリランカで、日本の伝統的な定置網漁を地元の漁師らに伝える。スマトラ沖地震と大津波の被災地支援の一環。国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業」として採択。JICA側が約1千万円を出し、1年半の日程で同国南部アンバランゴダの漁師らに定置網漁を伝授。JICA北陸によると、アンバランゴダでは地引き網漁が盛んだが、海岸の浸食などから存続が危ぶまれている。定置網漁の導入により1日当たりの漁獲量が安定し、漁師らの月収は現在の約2万円から2割程度上がる見込み。
MSN産経ニュース 9月27日
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