◆東通原発、全国初16カ月運転へ◆
 東北電力東通原発1号機が全国初、最長13カ月だった原発の連続運転期間を延ばし、16カ月運転に踏み切る。県と村は受け入れる姿勢。同社や県は「適切な点検方法を導入し、安全性を上げることが目的」とするが、反対派からは「コスト優先の対応」との疑問も出ている。運転期間延長を受け入れた場合、県と同村には、国から新たに毎年2千万円ずつの交付金が5年間配られる。脱原発を目指すNPO法人「原子力資料情報室」(東京)の共同代表は「稼働率を上げたい業界の意思が背景にある。運転期間を延ばして安全性が上がるとは思えない」と批判した。
朝日新聞 10月16日
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