◆温泉熱でハーブの栽培 ◆
 十津川温泉ホテル昴(すばる)で、温泉熱を利用したハーブ栽培の実証実験が始まる。現在建設中のハウスは地元産材が使われ、地域資源を生かした取組みとして注目される。奈良交通と同村、同村観光協会による第3セクター「十津川観光開発」が、地域総合整備財団の地域資源開発補助金を活用して実施。NPO法人「森と人のネットワーク・奈良」(奈良)が企画や市場調査を協力、山口農園が栽培や販売を指導。実験では、源泉かけ流しのため廃湯としている同温泉の余り湯を利用。冬場に湯をハウス内に通し、その温泉熱で温室にする。ハーブの通年栽培を目指す。
奈良新聞 10月21日
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