◆不正受給:NPO理事長 ◆
 札幌市は、同市のNPO法人「電動車いすとボランティアの会」理事長が、架空のサービス請求書を作成し、計約400万円を市から不正受給していたと発表。市によると、利用者から預かった印鑑を無断で使い、外出困難な障害者を介助する「移動支援」の利用時間を水増しするなどして不正請求した。理事長は「借金を抱えていた」などと不正を認めているが、返還はしていないという。07年に市に情報提供があり、08年に詐欺容疑で告発。札幌地検は、不正受給分のうち約70円をだまし取った詐欺罪で理事長を札幌地裁に在宅起訴した。
毎日新聞 11月2日
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