◆ミニ保育所増やして◆
 菅首相の「待機児童ゼロ特命チーム」が、「保育ママ」が複数で子どもの世話をする「ミニ保育所」の普及や、一定基準を満たした認可外保育所への補助拡充を柱とする対策原案をまとめた。財源には「安心こども基金」を活用するほか、来年度予算案に60億円程度を盛り込むことを想定。原案は、待機児童の約8割を占める3歳未満児の解消に焦点を当てる。保育ママは、保育士や一定期間研修を受けた人が、就学前までの子どもを自宅で預かる国の事業。現行では個人か保育所に限られている保育ママの補助対象を、NPO法人など多様な事業者に拡大する。
朝日新聞 11月12日
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