◆早く成長、温泉水で養殖◆
札幌市のNPO法人が、温泉水を使ったトラフグの養殖事業に取り組んでいる。海にいけすを作って養殖する「海面養殖」より、温度や塩分濃度の管理がしやすく、高い生産性が見込めるのが特徴という。将来的にはトラフグ以外の魚の養殖にも挑戦する予定だ。養殖事業に取り組むのは、環境系NPO「北海道インディペンデンス合衆協会」(北海道)。事務局長は「北海道は温泉地がたくさんある。道内の新ビジネスとして広がればと思う。来年以降ナマコやマグロの養殖にも取り組みたい」と話している。
読売新聞 11月26日
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