◆余剰金返還訴訟◆
美里町が町文化会館の管理を委託していたNPO法人「北日本文化事業協会」(宮城)に対し、委託管理料の余剰金約773万円の返還訴訟で、仙台地裁古川支部は訴えを棄却した。町と同事業協会は05年から管理委託契約を締結。町条例、管理者公募要領でも事業収益は指定管理者のものと記されていることを挙げ、町の訴えを退けた。町は、委託契約の協定書で余剰金は町に属すると定めていたと主張し、08年に提訴。また古川支部は同日、町の提訴が不当だとして同事業協会が09年に町に1千万円の支払いを求めた訴訟について、請求を棄却した。
朝日新聞 12月1日
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