◆水力発電機:小型化し復活◆
 らせん状の羽根を付けた水力発電機。それを小型化した岐阜市のNPO法人「地域再生機構」と角野製作所。ペットボトルのキャップ480個分を羽根に、導水部はペットボトル本体20個分の材料を溶かして製作。毎秒10リットルほどの水量で6ボルト、2・4ワットの発電能力があり、街灯などに活用できる。「らせん式水力発電機」は大正時代に富山県を中心に広く普及し、1万基が稼働していたが、戦後に重油などの化石エネルギーが台頭すると、急速に消滅。幅30センチ以上なら、どの水路でも使用できる小型の同発電機の開発は全国で初めて。
毎日新聞 1月19日
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