◆「自然エネ自給率」1位は大分◆
 自然エネルギーによって家庭やオフィス、農水産業の電力需要をどこまで満たせるかを示す「自然エネルギー自給率」が10%以上なのは全国に7県。1位は地熱の利用が盛んな大分県。温泉に恵まれ、自給率は25%台。2位の秋田県は風力や地熱を利用している。「小水力発電」が普及している富山県が3位。逆に人口が多く、電力消費の高水準な東京都などは自給率が低い。調査に加わったNPO法人環境エネルギー政策研究所の主席研究員は「普及には政府の支援拡大と住民の合意が欠かせない。海流の利用なども課題だ」と話している。
日本経済新聞 3月2日
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