◆駅の運営 NPO等地元が支える◆

  経費削減のために肥薩おれんじ鉄道の全ての有人駅(10駅)の運営は、沿線の市町を通じて民間に委託された。引き受けるのはJR退職者やまちづくり公社、NPO法人など地元の住民。NPO運営の駅は、NPO法人『ネット八代』が運営する八代駅(熊本県八代市)のほか、NPO法人『水俣教育旅行プランニング』が運営する水俣駅(水俣市)がある。駅員数はJR時代の10駅合計約70人から25人ほど減少。駅窓口の営業時間も短くなった。厳しい条件の中で、乗客の利便を少しでも確保しようと駅ごとに工夫している。





★南日本新聞 朝刊 7月15日★

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