◆厄介者を食べちゃえ!飼料へ◆
 県内の産学官連携グループが大村湾浄化に、湾内で大量発生する“厄介者”の海藻アナアオサを飼料化した。飼料を食べたニワトリの卵は、栄養価が高いため「アナアオサの回収と市場性がある飼料生産ができる」と期待している。産学官グループは、NPO法人長崎海洋環境研究会(長崎)やアグリサポート、大村若雌、県農林技術開発センターなどで構成。大村湾で大量発生して腐敗、ヘドロ化して海洋環境の汚染につながるアナアオサの回収を促進するため肥料や飼料化を目指した。理事長は「回収が利益を生み出す新規ビジネスにつながる」と話している。
長崎新聞 5月7日
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