◆総事業費3億9100万円◆
 大正時代に日立鉱山で働く人や市民の娯楽施設として造られた旧芝居小屋「共楽館」(現日立武道館)の改修工事完了。同市が09年から、雨漏りや耐震補強工事約1年3カ月総事業費は約3億9100万円。共楽館は1917年に、東京の歌舞伎座を模した2階建て木造建築。99年には国の登録文化財に指定された。しかし、築90年以上が過ぎて、地元のNPOが保存運動を展開。市民からの募金約305万円を市に寄付するなど、本格的な改修工事要望を受けて市が動き、改修費は国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金や特例債、募金などを活用した。
毎日新聞 6月23日
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