◆「ブッダ基金」に◆
 ネパールの無医村で医療や教育を支援している浜松市の認定NPO法人「ブッダ基金」は、昨年亡くなった女性=当時(87)=の遺言に基づき1億4000万円の遺贈を受けた。代表理事の山口医師は「身の引き締まる思い。新たに構想している保健衛生教育などに活用したい」と感謝した。山口医師によると、ネパールでは教員1人の年収が20万円に満たず、今回の遺贈は単純計算で教員700人分の年収以上に相当するという。同基金は2001年に設立。ネパールでの無償検診や学校の設立支援のほか、産業育成や女性の地位向上にも取り組んでいる。
中日新聞 7月19日
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