◆上島に中世塩田跡◆
 愛媛大考古学研究室の調査チームが、上島町の宮ノ浦遺跡を中世の塩田跡と確認した。弓削島では塩をキーワードにした地域おこしが始まっている。その一つが、海藻を用いた古代製塩法での塩の製造。1年前に設立されたNPO法人・弓削の荘は、海藻入りの海水を煮詰めて、塩を取り出す製塩法に成功した。今春から販売している。昨年は、塩をテーマに「日本・フランス交流美術展」を開いた。現代アート約60点の展示のほか、パネルディスカッションなどを実施した。いずれも住民主体で取り組んだところに意味がある。
愛媛新聞  8月21日
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