◆ドクターヘリ:出動5万回◆
 ヘリコプターに医師が同乗し、患者を治療しながら病院へ運ぶ「ドクターヘリ」の出動件数が、運航開始から10年を迎え、5万回を超えた。運ばれるのは極めて重篤な状態の患者だが、少なくとも15%の患者を救命できた。運航事業は現在、23道府県で27機が配備。01年に874回だった年間の出動件数は毎年増加、昨年度は9452回に上り、累計の出動件数は5万1113回となった。ドクターヘリの普及を目指すNPO「救急ヘリ病院ネットワーク」(略称・ヘムネット)によると、さらに今年度中に少なくとも2県が導入する計画を進めているという。
毎日新聞 9月21日
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