◆万葉薪能:800人が堪能◆
 和歌の浦を背景に能楽の世界を味わってもらおうと、「和歌の浦 万葉薪能」が片男波公園野外ステージで開かれ、約800人が幽玄な舞台に見入った。NPO法人「和歌の浦 万葉薪能の会」の主催で13回目。今年は東日本大震災で同市に避難している約20人を招待した。松本代表は「名勝の和歌の浦で伝統文化を楽しみ、心を癒やしていただきたい」と話していた。会場にはかがり火がたかれ、月夜の下に浮かび上がるステージで、狂言「佐渡狐(さどきつね)」と能「小鍛冶」が上演された。小中学生が参加するワークショップも開かれた。
毎日新聞 10月20日
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