◆聴覚障害者の防災対策探る◆
 災害時の情報入手が困難になりがちな聴覚障害者の防災対策について考える「災害に強いろう者になり隊シンポジウム」が開かれた。聴覚障害者の福祉向上を目指すNPO法人なぐ手たけのこが初めて企画した。聴覚障害者13人と手話通訳者15人を含む計73人が、8班に分かれて災害時の課題についてグループ討論。「手話通訳者を増やしてほしい」「日頃から近隣住民とコミュニケーションを取っておくことが大切だ」などの意見が出た。同法人は、シンポジウムの意見も参考にしながら聴覚障害者のための災害支援マップを作成する。
徳島新聞 12月18日
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