◆内職が心の支えにも◆
 東日本大震災の被災地で、内職をする女性が増えている。手仕事で作った小物はNPOや企業が全国で販売。グループ作業で仮設住宅の外の世界とのつながりを実感でき、女性たちの心の支えにも。フェアトレード商品を扱う「福市」は、被災地の女性が編んだブローチを、首都圏のデパートやネットで販売。プロによる洗練されたデザインで、時折品切れになるほど売れ行き好調だ。当初30人だった作り手は、120人にまで増えた。買い手が被災地をより身近に感じられるよう、作り手のニックネームと町の名前を書いた紙を付ける。
中国新聞 12月30日
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