◆外国人患者と看護師つなぐ◆
在住外国人へ医療通訳者を派遣する京都市のNPO法人「多文化共生センターきょうと」が、看護師と外国人入院患者が円滑に意思疎通できる自動翻訳システムを開発した。スマートフォンで利用でき、中国語やポルトガル語、韓国語など4カ国語に対応する。入院生活中の「言語の壁」を取り払う試みだ。入院中に必要なフレーズを網羅できるよう、同NPO法人所属の看護師が約1500例を選定した。簡略な操作性を重視し、和歌山大システム工学部の研究室と作り上げた。既に京都市内の病院でシステムを試行している。
京都新聞 1月25日
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