◆大阪の「生前契約」団体 破たん◆

 独り暮らしのお年寄りから預託金や年会費を集め、死後、葬式や身辺整理を請け負うとしていた大阪市の団体「NPO華影」で、全会員約10人分の預託金数百万円がなくなり、団体側が「契約履行は不可能」と会員側に通知、預託金の返還にも応じていないことが8月18日わかった。運営していた女性代表の死後、親族と団体スタッフが入金口座を調べたところ、使途不明のまま全額引き出されていたという。この団体はNPO法人としての大阪府知事の認証は受けていない。府によると、過去に認証申請されたこともないという。

★読売新聞(大阪) 夕刊 8月18日★

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