◆2006年度予算 ニート対策に153億円を要求◆

 厚生労働省は「ニート」と呼ばれる若者無業者など若者の雇用対策を一段と強化するため、2006年度予算の概算請求で同分野に本年度当初予算費12.5%増の153億円を盛り込む。就職についての相談窓口を全国の市役所などに設け、担当者制で相談者1人1人に細やかな指導を継続的に行い、06年度は全都道府県に最低1ヵ所、計64ヵ所を設置する計画。また、「若者自立塾」を大幅に増やす。05年度に、塾はNPOに運営を委託して20ヵ所でスタートしたが、06年度は2倍の40ヵ所に拡大したいとしている。

★東京新聞 朝刊 8月26日★

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