◆自治体の外部監査 平成16年度評価を発表◆

 全国市民オンブズマン連絡会議は公認会計士や弁護士らの外部の専門家が自治体の行財政運営をチェックする包括外部監査制度について、全国108団体の平成16年度実施状況の評価結果を発表した。「オンブズマン大賞」には、公益法人との委託契約を詳細に検証した鳥取県と、市有資産を保有する意義について新しい視点で調べた香川県坂出市が選ばれた。同会議は「外部監査のレベルが全体として高くなっている」と評価するが、「監査結果を受け取る行政側の対応がまだ不十分と言える」と指摘。

産経新聞 朝刊 9月1日

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