◆大型ハリケーン 米大手製薬会社が医療品提供◆

 大型ハリケーン「カトリーナ」による被害に対し、米企業による支援の動きが本格化。大手製薬各社は避難施設の衛生状態の悪化や医療品不足に対応するため、相次ぎ医療品の提供などを被害者の救援活動にあたっているNPOに申し出た。シカゴに本社を置く医療大手のアボットは200万ドルの現金の寄付とともに、同額相当の栄養食、医療品を複数の救援団体に寄付する方針を発表。米赤十字社の物資援助部門担当者は「物資援助では製造日の保証された製品を大量に供給できる製造元企業等からの供給がベスト」と語る。

日経産業新聞 朝刊 9月5日

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