◆広島 雁木タクシーの利用広がる◆

 広島県都心部の川で雁木タクシーを運航する広島市西区のNPO法人『雁木組』が発足して1年。利用者は当初見込み通りの約4400人。「水都」広島の財産を活用した「雁タク」は、新たな交通手段として市民権を得つつある。日常的に市民に愛されるよう、最大課題である潮の干満への対応にも乗り出した。利用可能な時間を明示して利便性の向上を図るため、10月上旬、雁木の海抜などを記す「台帳」づくりも始めた。本年度中には完成させ、将来はHPで公開する計画。

中国新聞 朝刊 11月1日

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