◆もうひとつのわが家 難病児と家族が安価に滞在◆

 難病治療のため、自宅を離れて通院、入院する子どもと家族が“もう1つのわが家”として過ごせる安価な滞在施設が全国に広がっている。先駆けとなったのが、国立がんセンター中央病院の小児病棟から生まれたNPO法人『ファミリーハウス』。滞在施設は個人の篤志家や宗教法人、企業などが提供し、部屋の清掃や備品の用意、取り換えなど計150人余のボランティアが支える。同NPOは現在、企業からの受託も含め、港、台東、世田谷区など都内7ヵ所に52室を運営している。

東京新聞 朝刊 3月14日

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