◆東京都 休眠2法人取り消し◆

 東京都は3月15日、事業報告を3年以上提出していない2つのNPO法人の認証を取り消した。都による認証取り消しは、1998年の特定非営利活動促進法施行後初めて。認証を取り消されたのは「国際環境助成協会」と、「NESTING」。2法人とも年1回提出が義務付けられている事業報告書を1度も提出しておらず、都の調査で休眠状態にあることが分かった。NPO法は行政の関与を抑制しているが、休眠法人や悪質な法人が問題化したため、都は昨年5月に「運用方針」を策定し、対策に乗り出した。
 (その後、さらに3法人が同様に認証を取り消された。)

東京新聞 朝刊 3月16日

戻る