◆「見えない障害」を支援◆

 交通事故や犯罪で脳に障害を受けた被害者や家族を支援するNPO法人『大阪脳損傷者サポートセンター』が4月に発足。自力で食事や移動ができない遷延性意識障害者宅へのホームヘルパー派遣や、記憶や判断力に障害が残る高次脳機能障害に苦しむ人を対象としたパソコン教室の開催などに取り組む。高次脳機能障害は外見上は障害があることが分かりにくく、「見えない障害」と呼ばれる。同NPOは将来的に、大学と連携して脳損傷者の実態調査や脳損傷者を受け入れる小規模事業所の設立を目指す。

毎日新聞(大阪) 朝刊 3月31日

戻る