◆沖縄県に遺骨収集要望◆

 戦没者の遺骨収集に取り組むNPO法人『戦没者を慰霊し平和を守る会』(事務局・佐賀県)の会員が4月11日、太平洋戦争末期の沖縄戦で犠牲となり、人口壕などに埋もれたままになっている戦没者の遺骨収集を沖縄県に要望した。近く厚生労働省にも要望する。同会は戦没者の遺族や戦友ら約200人で組織。沖縄県福祉・援護課によると、沖縄戦では約20万人が犠牲になり、今も4285人分(今年3月末)の遺骨が埋もれたまま。遺骨収集の要望を受けた同課は「県で対応できるものがあるか検討したい」としている。

西日本新聞 朝刊 4月12日

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