◆障害者がパソコン指導◆

 障害者にパソコン技術の取得を促し、自立支援をする札幌市内のNPO法人『札幌チャレンジド』は、これまで同法人の講座で学んだ障害者が講師となり、一般市民が学ぶ講座「札チャレパソコン市民塾」を5月から同市内で始める。同市民塾は健常者のパソコン初心者向けに開講。講師の中核を担うのは過去の講座を終了した障害者で、健常者と2人1組で指導に当たる。同法人が開催する障害者向けパソコン講座には、毎年3百人ほどの障害者が学び、その多くが習得した技術を生かした仕事に就いている。

北海道新聞 朝刊 4月14日

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