◆予算枠なし 発想も自由◆

 奈良市は6月9日、市民から事業提案を公募し、来年度の予算案に反映させる「市民企画事業」を行うことを明らかにした。予算枠や内容は自由で、審査する委員にも公募市民が加わるという珍しい制度。対象は市内在住、在勤、在学者や市内に事務所を置く団体など。事業内容や期待される効果を記し、応募の締切は7月28日。公募で選ばれた市民1、2人を含む10人で構成する審査委員会が10月までに選定し、市長に報告。担当部署と提案者が話し合って事業化する。

産経新聞 朝刊 6月10日

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